2014年7月13日日曜日

〇5/8(木)奈良公園「春日大社」(一) 元春日「枚岡神社」から「春日大社」を巡る今回の旅はいよいよクライマックスを迎える。

〇今回の丹波・河内・奈良旅行の最終目的地「春日大社」に到着。
↓一の鳥居。木の太柱である。
 参道は広くて、そして長い。長いと言ったら長い。学童・生徒の修学旅行がウヨウヨいる。いると言ったらいる。それがまた春日大社とよく似合う。これぞ日本的風景の第一番。
 ↓一の鳥居を潜ってほどなく森の中に楠の巨木が群生している。ボクは巨木好き。






 ↓この木は樹齢千年はありそうに見える。
 角度を変えてみると実態はこう。左下の立て看板を読むと、
 「遠くから見ると一本の巨樹に見えるが、実際は三本のクスノキであり、樹齢は約百年とされる。明治41年(1908)に奈良県で行われた陸軍の大演習に際して、飛火野で催された饗宴に明治天皇が臨席され、その玉座跡に記念植樹されたのがこの木である」


 ↓二の鳥居
 ↓車舎(くるまどまり)・重文




 ↓牛車(ぎっしゃ)
 ↓真ん中下に赤い字で「現在地」と書いてあるが、それが二の鳥居前の車舎の辺である。
 二の鳥居


 ↓手水所
 ↓二の鳥居を潜ると参道両側に石灯篭が並び、春日大社の参道らしい雰囲気が出てくる。




 ↓着到殿・重文


 ↓枯死して切られた大杉の株から・若木が真っ直ぐに生えている。




 ↓摂社・榎本神社


 ↓南門・楼門。重文


 ↓楼門から続く回廊。回廊の左端に榎本神社がある。
 ↓春日大社・四神。この四神を知らないと・神社のツウとは言い難い。武甕槌命は常陸国・鹿島神宮の祭神、経津主命は下総国・香取神宮の祭神でいずれも武神、天児屋根命とその妻・比売神様は河内国の元春日・枚岡神社の祭神。いずれもそれぞれの神社から分祀された。
 ↓楼門の前から石燈籠の群列を眺める。


  ↓楼門を潜ると目の前に拝殿がある。
↓本殿境内は四囲を回廊で囲まれているが、中に入る門は、楼門の他に・北側に三門が開かれている。その一つがこの★門。門を潜ると藤棚があるのが味噌。藤原家を象徴している。昔は、勅使と藤原家の高官しか出入りできなかった。
  ↓拝殿(左端)から神門を見る。右上から藤の花が垂れている。




〇神門のすぐ後ろに本殿四棟・国宝が並んでいる。が、参拝者には拝観がかなわない。この日はたまたま神門の回廊の中まで公開されていたが、それでも本殿だけは拝観できなかった。本殿はいわゆる春日造り。午前中に参拝・拝観してきた「枚岡神社☚リンク」の本殿四棟とほぼ同じと考えてよかろう。
次は、公開されていた内部に進入。

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