2014年10月7日火曜日

〇「奥の細道紀行」(50) 須賀川「乙字ヶ滝(石河の滝)」《五月雨の滝降りうづむ水(み)かさ哉》

〇阿武隈川唯一の滝「乙字ヶ滝(石河の滝)」。上流から見ている。
乙字ヶ滝
石河の滝
↓「乙字ヶ滝 那須高原に源を発する阿武隈川が滝をなし乙字の形をしている。水嵩が増した時は百メートルの滝幅いっぱいに落下する水しぶきは、松の緑に映えて雄大である。元禄二年(1689年)松尾芭蕉が
五月雨の滝降りうつむ水かさ哉
の句を残し、句碑は滝見不動の傍に建っている。昔は川を遡る鱒・鮎・鮭を城主に献上する御用簗場であり、また、阿武隈川舟運のため、滝の北壁を掘割りして舟を通した跡がある。‥‥」
滝見不動堂
↓芭蕉句碑


五月雨の瀧降りうつむ水(み)かさ哉
芭蕉と曾良の石像
↓乙字ヶ滝













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