毎日通う喫茶店「エスト」の肝入りで永らくロト6をやっている。狙い目は勿論一等2億円。ボクはもう10年と思っていたら、エストのマスターの説では20年も挑戦し続けているそう。週一で一回千円懸けるから一年五万円、二十年なら百万円も賭けたことになる。それで三等すらかすりもしない。ボクは昔一等が当たる確率計算をしたことがあったが、確か億分の一の確率になってこりゃダメやと思ったことがあった。確率計算の数値では、一生当たらないことが実感できない。そこで別の観点から一生当たらないことの証明をしてみたい。
123456←この六桁の数列で一等に当たるまで応募するものと想像実験してみる。こんな数列で当たるわけが一生ない、世の中そんなに甘くないと誰でも思うはず。しかしこの数列と、他のどんな数列も、数のすべてが偶然に選ばれるのなら、一等になる確率は同じはず。故にどんな数列を選んでも、123456で挑戦するのと同様、一等になる可能性は一生ない。
そこでもうロト6に挑戦するのを止めようかという考えがボクの脳裏を横切る。しかしエストの店では一生一等に当たらないと悲観するようなヤワな常連はいない。肝入りのマスターとママが呑気過ぎる。ボクは一生エストの常連でいくだろう。それでロト6を止めることも多分ない。ある日、一等二億円が当たったりして。お前は馬鹿か。123456が一等になる日が来るもんか<`ヘ´>
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