右から列挙すると、
《月清し遊行のもてる砂の上》 気比神宮
《月いつこ鐘は沈めるうみのそこ》 金ヶ崎城山麓・金前寺
《名月や北国日和定なき》 逗留宿・出雲屋
《ふるき名の角鹿(つぬが)や恋し秋の月》 気比神宮・摂社角鹿神社
《国々の八景更に気比の月》 気比の浜ではないか
《月のみか雨に相撲もなかりけり》 逗留先・出雲屋
《寂しさや須磨にかちたる濱の秋》 色の浜
《浪の間や小貝にまじる萩の塵》 気比の浜か色の浜
《小萩ちれますほの小貝小盃》 色の浜
《衣着て小貝拾わんいろの月》 色の浜
〇いよいよ奥の細道結びの地・大垣に向かうことになった。
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