《奥の細道》より、
『予(かね)て耳驚かしたる二堂開帳す。経堂は三将の像を残し、光堂は三代の棺を納め、三尊の仏を安置す。七宝散りうせて、珠の扉風にやぶれ、金(こがね)の柱霜雪に朽ちて、既に頽廃空虚の叢(くさむら)と成るべきを、四面新たに囲みて、甍(いらか)を覆うて風雨を凌ぐ。暫時(しばらく)千歳の記念(かたみ)とはなれり。
《五月雨の降りのこしてや光堂》 』
〇金色堂の前の広場で、伝統芸能の披露がなされた。この踊りは、怨霊の霊(たま)鎮めのもの。ボクの関心は、怨霊を鎮めて回る少女の出で立ちとその美しい顔立ち。
↓いよいよ金色堂へ。
↓覆い屋。金色の堂はこの覆い屋の中。
〇今回の旅行で悔いが残るのは、金色堂内で買った写真集を紛失したこと。こんなに残念無念なことはない。
↓重要文化財・金色堂覆い堂。
↓「重要文化財・金色堂旧覆堂」
↓覆い堂内部
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