〇《奥の細道》紀行・奥州路（３６） 平泉（十）中尊寺（Ｄ）「芭蕉句碑＆銅像」「経蔵」

 「芭蕉翁句碑」

 《五月雨の降り残してや光堂　芭蕉》

 ↓「芭蕉翁像并奥の細道」

 ↓奥の細道・平泉の章段が書かれている。

↓経蔵・重文

《奥の細道》では『予（かね）て耳驚かしたる二堂（光堂と経蔵）開帳す』と芭蕉は書いているが、実際は違う。ここでも芭蕉の文学的創作（虚構）がある。
《曾良随行日記》には『‥‥経堂ハ別当留守ニテ不開‥‥』とある。曾良の記述こそ真実だろう。
新緑の中に佇む経蔵の姿は美しい。