『(五月)九日 快晴。辰の刻(午前十時頃)、塩竈明神を拝す。帰 而出船。‥‥午の刻(正午頃)松島に着船。茶ナド呑テ瑞岩寺詣じ、不残(のこらず)見物。‥‥ソレヨリ雄島(所ニハ御嶋と書く)所々ヲ見ル‥‥。帰而後、八幡社・五大堂ヲ見る。慈覚の作。松島ニ宿ス。久之助ト云う。‥』
《奥の細道》には出てないが、芭蕉と曾良は松島で、赤い小橋を渡って八幡社を、さらに小橋を渡って五大堂を廻っていることが分る。五大堂は瑞巌寺に所属。
↑↓右・五大堂のある島、左・八幡社のある島。
↓八幡社の島に渡る橋
↓八幡社
↓さらに五大堂の島に渡る橋。
↓五大堂・重文
↓五大堂内部に安置された五大明王。中央に不動明王。他の明王たちの名は憶えても出てこない、牛などに跨っている。空海が招来した仏法護持の真言密教の神々。平成10年新作のブロンズ像とか。厨子の中の仏像は不明。
↓現地に好い案内看板写真があったので撮った。
0 件のコメント:
コメントを投稿