〇朝06:30起床。新庄に向かう。芭蕉二泊の宿の探索が難題。それが奇蹟の地元民に遭えてその後も奇蹟が重なって今はもう存在しない「奥の細道」標識の写真をget。現地の隣家の人が「奥の細道」案内標識の写真を大事に座敷に飾っていた。標識と一緒に写っている家は何と萱葺き屋根。芭蕉ゆかりの家の主は新建材で建て直すとき「奥の細道」の標識まで廃棄したらしい。廃棄したことを、隣家の人も、ボクに端緒の話をつけてくれたバアチャンも今の今まで気付いていなかった。
〇新庄から芭蕉は陸路をとって本合海の乗船場まで行った。距離は10km余で割と近い。ここで待望の芭蕉と曾良の銅像と句碑に逢えた。ヽ(^。^)ノ
〇本合海から大石田に出た。最上川の船役所のあった所。ここで難題と事件が発生した。芭蕉は一栄さんの家で三泊した。初夏の旅行ではその家の探訪に失敗した。今回は研究を重ねたので楽勝と思えたがすっとこどっこい目を皿にして表通りを探索して歩いても全然見当たらない。またも挫折かと失意の底に落ちた時裏の最上川堤防に至る小路が見えた。念のため堤防から街並みの裏側を覗いていくことに。すると諦めかけた時に草に埋もれた「奥の細道」の標識が見えた。小躍りして辺りを探索。その後大事件が発生。セレナを表通りの一角に駐車させて探訪に赴いたが、ものの5分もあれば一栄宅を発見して戻って来れるものと思っていたのに大いに手間取り焦った。戻ってみると何とセレナがいない。幾ら探してもいない。近くの店のジイチャン・バアチャンがに親味に捜索を手伝ってくれた。遂には店の電話を借りて警察に訴え出た。警察が直ちに出動してくる大事件になった。ところでセレナ君は居た。別の橋のたもとに居た。堤防道を歩いたボクの勘違い。警察はどういう始末をつけたか。それは秘密(―_―)!! 親切な店の人にはお菓子を買ってきて御礼した。
〇大石田から天童に出て「若松寺(じゃくしょうじ)」に参詣。本堂が重文。懸仏・板絵に重文一つずつあり。
〇この後、銀山温泉の街並みを見て来ようと思ったが、道の駅「むらやま」に来た時に気が変わった。警察沙汰で昼寝ができず、今日は疲れがドドッと込んでいた。16:30 今日はここで泊ることにした。7、8年前、最上川大淀の風景画を描くためにこの道の駅で泊ったことがあった。その時食べたバイキング料理が旨くて安かった。一皿にどれだけ盛っても700円ほどだった。そのビュッフェが今も続いている。値段は780円。食事らしい食事を久し振りにしよう。明日は多分岩手県。〇今日は一時小雨があり過ごし易かった。
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