知識寺は真言宗智山派。本尊:十一面観音。
↓仁王門は室町時代に建立されたそう。木造金剛力士立像は室町時代制作だそう。
↑↓重文・大御堂(本堂) 智識寺の大御堂は、天文10年(1541)に再建されたもので寄棟、茅葺、桁行四間、梁間三間、禅宗様式の仏堂で当時の様式を継承する貴重な建物として明治40年(1907)に国指定重要文化財に指定されています。
↓本尊重文・十一面観音像は厨子の中と見える。
智識寺は寺宝も多く本尊である十一面観音像は平安時代後期に行基菩薩(平安時代の高僧)が自ら彫り込んだと伝わる仏像で像高306㎝、一木造(1本の木から削り出されている立木観音像)、欅材、昭和12年(1937)に国指定重要文化財に指定されています。木造地蔵菩薩立像(↓左)は享保年間(1716~1735年)、本尊の脇侍として彫刻されたもので像高159cm、木造聖観音菩薩立像(↓右)は平安時代の12世紀に彫刻されたと推定されるもので像高168cm。
↓南無十一面観世音菩薩の幟が並ぶ。↓住職不在のため十一面観音像・重文を拝観できず。もっとも寺に居ても、本堂内陣の構成を見ると厨子を開帳してくれることはなかったのではないか。
↓木造釈迦如来座像は室町時代後期に彫刻されたと推定されるもので像高158cm。参道の釈迦堂に安置されている。
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