2015年11月14日土曜日

〇8/13(木)歌枕「小黒ヶ崎」、鳴子温泉

〇五月の《奥の細道紀行》では「美豆の小島」は発見できたが、その手前の「小黒ヶ崎」は発見し損なった。それでこの夏休み旅行では「小黒ヶ崎」発見が悲願の一つだった。しかしそうは問屋が卸さない。またも宿題を残すかと思ったが、一つの廃墟に目を停めたら小黒ヶ崎観光センター的な文字が目に入った。問答無用でハンドルを切ってその敷地に入ろうとしたら敷地内立入禁止の措置がしてあったので脇の隙間から入り込んだ。そこは民間の観光センターでかなり前に閉鎖されたものと見えた。不図国道に目を遣ると、↓なんと、芭蕉の銅像が草に埋もれて立っていた。


 ↓こここそが、歌枕「小黒ヶ崎」だった。向かいの山が小黒ヶ崎だというんだが、何の変哲もない。芭蕉の時代も今もさほど変わりはないだろう。

 〇鳴子温泉にも寄ってみた。《奥の細道》にもこの温泉名が登場するので。
↓鳴子温泉駅
↓温泉街の一角

〇芭蕉と曾良はこのあと、歌枕「美豆の小島」に立ち寄り、「尿前の関」に行く。

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