2015年12月24日木曜日

〇12/9(水)〇〇協会研修旅行 一日目二番・湖南三山「常楽寺」

〇湖南三山の一つ「常楽寺」 
↓ 本堂が国宝。左奥に見える三重塔も国宝。本堂内の仏像約30体は重文という、文化財の集積としては実に見事な寺なんだが、無住のまま放置されていたという。中でも28部衆は大迫力だが、遺憾なことにそのうちの二体が盗難に遭って今もって行方が知れない。罰当たりの悪党がいるもの。


これだけの寺院が無住で放置された期間が長かったというのは意外な気がするが、考えてみるとさもありなんと思える。というのは、この寺は天台宗で檀家がいない。∴収入がない。それでいて国宝・重文の山で荷の重い事(出費の多い事)この上ない。引き受け手がいなかったのも当然かも。

↓釈迦如来坐像・重文
 ↓風人雷神等28部衆立像・重文の一部。右奥に雷神像がいる。2体が盗難に遭った。

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