〇奈良公園・興福寺に来た。浄瑠璃寺から近い。興福寺は藤原氏の私寺。
↓東金堂・五重塔の前で記念撮影。
↓国宝・東金堂。 金堂はさらに中金堂、西金堂があったが、それらは灰燼に帰している。そのうち中金堂は目下再建中。平成30年度に竣工予定。南大門も復元される。
〇東金堂内の諸仏
↓薬師三尊像・重文
↓国宝・維摩居士坐像↓国宝・文殊菩薩坐像
↓国宝四天王立像の一つ、多聞天・毘沙門天像
↓国宝十二神将立像
↓南円堂。西国33所観音霊場第★番札所。東金堂から、南大門・中金堂の線を越えて西に行くと建っている。普段は非公開。公開されたときボクは中の仏像を拝観しにきたことがある。堂内の仏像は一級の国宝仏ばかり。
↓南円堂を背後から見た。
↓南円堂本尊・国宝不空羂索観音坐像 巨大
この不空羂索観音を護る四天王立像も国宝。
↓北円堂。南円堂の北にある。この北円堂と南円堂の中間に西金堂があった。西金堂の復元計画はまだ立てられていない。北円堂も普段は非公開。時に公開される。公開の案内があった時、ボクは拝観に来たことがある。この堂内にも国宝・重文の仏像、祖師像が立ち並んでいる。
↓北円堂内諸仏の一つ、国宝・無著菩薩立像
↓北円堂 国宝弥勒如来坐像
↓興福寺の西南隅にひっそりと建っている国宝・三重塔。小さい。観光客のほとんどはここまで来ない(この塔の存在を知らない)。
〇国宝館の仏像達のうちから、
↓飛鳥・山田寺伝来の仏頭。国宝。東金堂に現存する木造薬師如来本尊像は山田寺伝来の仏像ではない。山田寺伝来の金銅造薬師如来三尊像のうち本尊像は東金堂が焼けたとき共に焼亡した(脇侍の日光・月光菩薩像はそのまま現存しているらしい)。焼けた時本尊像の仏頭だけが残った。その仏頭もいつしか存否不明になった。それが、薬師三尊像の立つ須弥壇を修復する事業中、壇の中からこの仏頭が出てきた。山田寺伝来の飛鳥時代作の仏頭だった。山田寺は近時発掘された時、横倒しになった連子塀が三間に亘ってそのまま発掘されたことで有名になったあの寺。
国宝・ 阿修羅像
旧食堂本尊・国宝千手観音立像。巨大
↓国宝・金剛力士像
↓国宝・天燈鬼と竜燈鬼
〇国宝館にはその他枚挙に暇がない国宝・重文仏像(文化財)が安置されている。その中には今は無き中金堂・西金堂に安置されていた諸仏像も多い。それらの堂が再建されたとき、それら仏像は元の古巣に戻って行くのであろうか。
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