2016年9月23日金曜日

〇9-22(木・秋分の日)近江の国の秘境の寺「金勝寺(こんしょうじ)」を探訪。重文仏像五体が待つ

〇朝九時半、七尾発。滋賀県湖南・栗東の金勝山(こんぜさん)の中腹にある金勝寺(こんしょうじ)を目指す。知られた寺ではないが、重文仏像が五体あり、中に像高3.6mのグンダリ明王があるというボクには垂涎の魅力があった。しかしこの寺のことを知った初めの頃は仏像は公開されておらず予約する必要があった。たった一名では予約しにくい。それに寺まで車で行けるのかという点がはっきりしなかった。それで今日まで寺まで登るのが保留されていた。滋賀県近江の国の国宝・重文は全部見て、残るはこの金勝寺だけとなっていた。一昨日金勝寺のネット情報を当っていたら、金勝寺まで林道を伝って車で辿り着けると書いてあり、500円の拝観料を払えば九時から五時までの間に拝観できると書いてあった。それで近江の国最後の重要文化財を秘境に訪ねることになったわけ。
途中睡魔に襲われたので黒丸PAに入って寝たら一時間半も眠っていた。金勝寺の閉刻との間合いがきつくなって焦ったが、道の駅・こんぜの里栗東に着いたのが三時半、ここから林道が始まり寺まで何分で行けるかということだったが意外に早く着けて四時に15分は前だった。ゆっくりと拝観できた。仁王門・二月堂(3.6mのグンダリ明王の巨像が立つ)・本堂(本尊釈迦如来坐像、良弁・願安両上人像)・講堂跡・虚空蔵堂(虚空蔵菩薩坐像、脇侍に地蔵菩薩立像・毘沙門天立像)。ご満悦なのは仏像の絵葉書を手に入れたこと。
山を下り伊賀市に向った。信楽を通り、桜峠を越えて、夕六時に伊賀上野を望む道の駅「あやま」に入った。明日は伊賀市の重文を探訪する。

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