2016年9月2日金曜日

〇《奥の細道紀行》8-10(水) 越中・越後の国堺「境川」、富山県朝日町「堺村」「加賀藩番所跡」

〇曾良随行日記
○十三日 市振立。虹立。玉木村、市振ヨリ十四五丁有。(越)中・(越)後ノ 堺、川有。渡テ越中ノ方、堺村ト云。加賀ノ番所有。出手形入ノ由。』
↓「境橋」と「二級河川・境川」の標識
 ↓境川。上流方面
 ↓境橋。奥の細道の時代、境川には橋がなかった。写真は国道8号線だが、旧北陸道もほぼ海岸線を縫っていたから、芭蕉が境川を渡った地点はこの辺りとみていいだろう。
 ↓境川・上流
 ↓下流・河口。日本海の水平線が見える
 ↓「境関所跡」は境橋から 0 . 7kmの近距離。国道8号線バイパスから分岐して旧道に入る。  
 ↓境関所跡





 ↓「境関阯」石碑
 ↓関の池
 ↓立派な「関の館」が建っている


 ↓「加賀藩・境御関所」の銘入り提灯
 ↓旧境村。古民家の酒の醸造・販売屋が残っている
〇境村から芭蕉と曾良が辿った旅程は、曾良随行日記に明らか。『泊ニ到テ越中ノ名所少々覚者有。入善ニ至テ馬ナシ。人雇テ荷ヲ持セ、黒部川ヲ越。』 この日は滑川宿で泊っている。酷暑の日だったらしい。

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