〇平日のダラケッぷりと較べたら信じられないくらい頭と体をマメに使って働き続ける。ボクだって好きなことに取り組めばこれ位の働きは今でもする。今日・日曜日、探訪の旅活動の開始は午前9時、家に着きハリアーを車庫に収めたのが午後7時半。
〇「道の駅・竜王かがみの里」を拠点に徒歩で先ず近所の鏡神社に向かった。本殿が重文。義経はこの神社で源氏再興を祈願したに違いない。近くで、源義経元服の水を採った池、元服儀式をした中山道鏡宿の宿泊地跡を見学。
〇やはり「同じ道の駅」を拠点に徒歩で、重文・宝塔、重文・宝篋印塔を見学。山麓の西光寺跡(原野)にある。宝篋印塔は、何故か方向違いで遠く離れた鏡神社に帰属。
〇竜王町に来たら寄らずにおかないのが苗村(なむら)神社。建造物のうち国宝1、重文5。不動明王像も重文。昔この辺りは長寸(ちょうすん)郷といわれたらしいが、この神社はその郷の総社の位置付け。地方の中規模神社でこのようにほとんどの建造物が国宝・重文という例は滅多にない。滅多にないその例が近くの野洲市にある。御上(みかみ)神社で、国宝1、重文3。こちらは国幣中社で朝廷と関わりがあった。苗村神社の方は、郷の人民の崇敬心だけで護持されてきた。野洲市に来れば御上神社にも必ず寄るが今日は余力が残っていなかった。
〇蒲生郡竜王町の勝手(かつて)神社へ。本殿が重文。流麗な三間社流造。案内板が全くなく、車道のない旧在所集落の中なので辿り着くのに、また駐車するのに大苦労。神社の存在自体が疑問な時は、森(社叢)を見出し目当てにするのがよい。
〇蒲生郡日野町にある正明寺(しょうみょうじ)を探訪。禅宗黄檗(おうばく)宗。本堂が重文。往古皇室財産の一堂を移築したらしい。秘仏・十一面観音立像と脇侍の不動明王像と毘沙門天像が重文。ボクは本堂の真っ白の障子戸を開けて中に入り厨子を見た。そして重文三像の写真4枚が売られていたので小躍りしてget(300円×4枚)。御開帳の時に撮影したそう。成果大いにあり。
〇湖南・草津方面を探訪する予定を変更して野洲市の生和(いくわ)神社へ。本殿と末社が重文。いかなみ重文らしい本殿。湖南探訪予定を変更したのは、Uターンしての戻りがけに次の二つの重文建物を探訪していく時間を創ろうと思ったから。
〇愛知(えち)郡愛荘(あいしょう)町で豊満(とよみつ)神社の四脚門・重文を見る。ボクは「ほうまん」神社と読んでいたが間違い。
〇犬上郡甲良町で高良(こうら)神社の権殿(ごんでん)を見る。権殿は一間社で小社だった。元はこの神社の本殿だったが、本殿が大社造りの大層なものに立替えられたときに保存のために移築された。移築改修の際、この一間社建造の経緯についての知見が増え重文に指定される幸運が齎された。一間社と雖もバカにできない。
〇今日見た重文はすべて見応えがあった。好い写真が撮れた。整理が楽しみ。走行距離数640km。
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