朝8時、八王子の道の駅出立。カーナビを頼りに首都高を乗り継ぎ無事江戸深川の「採茶庵(さいとあん)」に到達。駐車場探しに一苦労したが、脇道に入ってget。江東区芭蕉記念館も隣に駐車場があった。記念館から歩いて芭蕉記念展望公園と芭蕉庵跡芭蕉稲荷神社も再訪。幸先が良い。
↓採茶庵。芭蕉は深川で住み馴れた芭蕉庵を整理して、門人杉風(さんぷう)の別宅のこの庵に仮寓しここから奥の細道の旅に出るため小舟に乗り、隅田川を遡って千住宿に向かった。千住に、門人・友人達が見送りに集まっていた。
↓芭蕉記念館の庭にある芭蕉庵。中に芭蕉が坐っている
↓展望公園からの眺め。この橋の袂に、採茶庵を出て仙台掘を漕ぎ出した小舟が顔を出した。この川は隅田川。
↓そして上流、千住宿を目指して漕いで行った。
↓芭蕉庵跡の芭蕉稲荷神社
↓芭蕉庵跡の石碑が建ち、石碑の前に二匹の石の蛙が供えられている。
〇幸先が良くて気を良くし、日光に直行する日程を変更して市川市の法華寺を探訪した。重文が四棟もある大寺。日蓮宗。想像以上に立派な寺
↓重文・本堂
↓重文・五重塔
↓重文・法華堂
↓重文・四つ足門。法華堂の前に立つ
〇さらに市原市に脚を延ばして、
飯香岡八幡神社・重文本殿
↓県指定文化財・拝殿
↓重文・本殿
西願寺・重文阿弥陀堂
鳳来寺・重文観音堂を探訪。
今日のうちに日光まで行ってそこで一泊しようと企んだが、そうは問屋が卸さない。京葉道路で渋滞に巻き込まれ日程が立たず。首都高速環状線まで舞い戻り、浦和JCTまで北上して東北道に入り宇都宮を目指す体制にやっとこさ持ち込んだところで力尽きて午後八時、浦和に近い蓮田SAに入り込んで泊まることに。明日は朝早くに日光に入り、大日堂跡を探訪する。その後、芭蕉と曾良が宿の亭主の進めてくれた日光北街道を歩んだので同じコースを踏む。実は前回の紀行の旅でそのつもりで北街道を走ったのだが雨の中途中で道を間違えて鬼怒川温泉に出てしまった。明日は是非芭蕉の歩んだ通りのコースを辿りたい。金売り吉次の墓を発見できれば正解に達した証になるんだが。
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