〇朝八時半過ぎ出発。菩提寺PAで一時間寝た。
〇最初は「向日(むこう)神社」重文本殿。京都府向日市にある大社。なのだが、カーナビに表示されない。地元の人に訊いて何とか辿り着く。本殿は巨大だが(五間社じゃないか)、拝殿に隠されてほとんど見えない。
〇次が天王山の山頂近くにある「自玉手祭来酒解神社(たまでよりまつりきたるさかどけじんじゃ)」重文神輿庫。これが幾ら走り回っても登る糸口さえも掴めない。後で分ったがそれもそのはず、車で登れるわけがない。ハイキングコースでしか登れない。
〇走り回っているうちにさらに次の目的地「宝積寺(ほうしゃくじ)」を発見。重文三重塔を拝観。重文十一面観音立像と重文閻魔大王及びその眷属も拝観料400円で拝める。到着が四時半でもう受付は終わっていた。こういう拝観料を払えば拝観できるやり方は、ボクは好きだ。さっぱりしている。いつか拝観時間内に来よう。そうして本堂の裏から天王山の登山口が始まっているのを発見。
〇登山はあれだけ懲りたはずなのにまたも山頂の文化財に向って登り始めてしまった。日が長くなったことも心のゆとりを生んだ。天王山は270mの低山、だがやっぱり悪戦苦闘し途中で止めようかと思った。何せボクは貧血で低血圧。が、目標の一つ「幕末・長州17烈士の墓」に辿り着き、もう一つの目標の「自玉手祭来酒解神社」にも辿り着いた。重文神輿庫は鎌倉時代建立という。何の変哲もないが、ボクは見ないでは済ませない。
〇下山路を誤らないように注意していたのに、誤った。山崎聖天堂に出てしまった。そこから宝積寺までの道がきつかった。苛酷な坂道を登る。宝積寺の駐車場に辿り着いたのは夕方六時半過ぎ。何のことはない、天王山を麓から山頂近くまで登る結果になった。今夜どこで泊るか検討したが、京阪の間は道の駅に相応しいところが全くない。奇抜に見えるかも知れないが、選んだのは亀岡市の「亀岡ガレリア」。大山崎から京都縦貫自動車道が亀岡・福知山・宮津まで通じている。方向違いに見えて実は一っ跳び。午後七時過ぎ、道の駅近くのコンビニで食料飲料を仕込んで目指す道の駅に入りこんだ。走行距離数370km。明日は、京都縦貫道を逆走して大山崎で下り、京田辺を中心に文化財を探訪する。帰りは、和歌山県有田市から戻るのと比較すれば、楽っ。有田市からの帰還は疲れた、こたえた。
2017年6月3日土曜日
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