今日のことから先に書くと、早朝5時半に目覚めたので直ちに出立。郡山JCTから磐越自動車道に入り新潟に向かったのが午前9時半頃か。新潟で北陸道に乗り換えたのが12時頃だったか。七尾に戻ったのは午後4時半。青森ICから小杉(高岡)ICまでの通行料金が11,830円。渋滞には全く遭わず、追い越し追い越しして帰って来た。
さて昨日のことだが、ここまで書いて気力が萎えてきた。細かいことは後日に委ねて特筆するとしたら、先ず横手市で懸案だった「後三年の役」の主戦場をじっくり見分したことだが、これはイザベラバードの旅行記とは無縁。やはり彼女と無縁なのだが、弘前市で落日と競争しながら岩木山の麓の「高照(たかてる)神社」を参拝してきたこと。ボクは再訪なのだが、前回は豪雨の中の参拝で大事なものが本殿のずっと背後に在ったのを見落としていた。それが残念で心に掛かっていたので今回その遺憾を晴らしたという訳。もっとも神社に到達した時・落日までに時間は10数分しかなかった。残雪の岩木山を背景にリンゴ畑は花が盛りだった。落日のスピードに勝てたのは執念の力だったか。最後にイザベラが函館に向って蒸気船に乗ったまさにその場所、「津軽海峡フェリー」埠頭に辿り着いたこと。もう晩8時半だった。あとボクがやったことは、イザベラバードがその旅行記に表わした地名を徹底的に下道を走り続けてほぼ忠実に辿ったこと。記録的な豪雨の中、米代川を危険を冒して渡ったその渡河点にも立った。イザベラがそこに居るように感じた。やはり豪雨の中、山崩れの危険に襲われながら越えた矢立峠も通った。秋田と青森の県境の峠。それが高山ではなく嶮しくもないのが意外だった。余程の集中豪雨に見舞われたのだろう。
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