2019年9月4日水曜日

★奥の細道紀行 第89章 多賀城市③「沖の石」

沖の石」は有名な歌枕。多賀城市街にあるが発見するのに苦労する。「末の松山」も近くにある。

 ↓「沖の石」(芭蕉)、「沖の井」(上の案内表示)、「興井」(曾良)。呼称が色々。
↑「《おきのゐて 身をやくよりもかなしきは 宮こしまべのわかれなりけり(古今和歌集・小野小町)
わが袖はしほひにみえぬ おきの石の 人こそしらね かわくまぞなき(千載和歌集・二条院讃岐)
 沖の井(沖の石)は、古来歌に詠まれた歌枕であり、いまもって池の中の奇石は磊磊とした姿をとどめており、古の情景を伝えています。江戸時代の元禄258日「おくのほそ道」の旅の途上、松尾芭蕉と同行者の曾良は、この地を訪れました。」







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