2020年1月15日水曜日

★奥の細道紀行 第229章 上越市高田「居田神社」「居田ケ浜(親鸞聖人上陸地)

『曽良随行日記』『‥‥‥五智居多(★註)(こた)ヲ拝』
〇芭蕉と曾良は高田を立って、近くの「五智国分寺」と「居多(こた)」を拝し、それから北陸路を西へ辿った。
★註 居田神社の近隣に「居田ヶ浜」(親鸞聖人が浄土宗の法難で京都から越後国に流刑となったときの上陸地)がある。果たしてこの浜にも芭蕉が歩を進めたかは分らない。が、日記には「居田」とのみ書かれて「居田神社」と特定されていない。芭蕉が二、三百mしか離れていない「居田ヶ浜」に立ち寄らなかったと断言するのは奥の細道紀行本来の浪漫性に抵触する感がある。
〇↓「居多神社」 往古は越後一宮の呼称を我ものとしていた。が、今は弥彦神社にその地位を奪われている。


 ↓今はこちらが正面になっている。
 ↓昔はこちらが正面だったのではないかと思わせる。



 神殿は新しい。

 本殿


〇「居多ヶ浜」に行く。近い。右に行くと直ぐに居多ヶ浜。左に行くと居多神社、近い。
 「親鸞聖人御上陸之地・居多ヶ浜」

 京都にいた親鸞聖人は越後配流になり、この浜から越後国に上陸したそう。










0 件のコメント:

コメントを投稿