○これは「五重滝・かもしか滝」と呼ばれる。石川県側。写真写りは貧層だが、青い岩の階段を右左と落ち口を替えて白い滝が糸を引く、絵になる滝、格調が高い。カモシカ滝と呼ばれるのは、この辺りにカモシカが多く棲みその密生度は日本一だからだそう。
○五重滝の向かいは仙境の趣がある。柱状節理の岩が垂直に天に向かう。
○やがて「姥ヶ滝」が見える。これも写真写りよりも実物が遥かに勝る。白髪が千々に乱れて長く糸を引く、その繊細さと白髪の質感は天下一品。後にするとき後ろ髪を引かれる。石川県側
「ふくべ(瓢箪)の大滝」石川県側。高低差80m、1枚の写真には到底収まらないので2枚組で全容を示す。
○標高1,000m辺りから出没し出した猿。石川県側の住民。上層の実りを食い尽しては下へ下へと降りるのだろう。白山の猿は人間を警戒する。明日登場する上高地の猿は警戒心などさらさらない。人間を猿の一種とみなしている。上高地に入る人は自然保護のモラルを高めているからだと思われる。
県境の峠はトンネルで抜ける。トンネルに入ると岐阜県の標識が出る。だからトンネルを抜けた所は岐阜県。そこは「三方岩」と呼ばれる景勝地、標高1,440m。
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