2011年4月16日土曜日

4/16(土)、週末旅行。福井界隈をウロウロとf(^_^;)

昨晩(金)週末旅行に出発しようとしたら、ガソリン給油を忘れていた。仕方ないので今日(土)の朝に出ることに。北陸道を福井県に入ったらもう十時半、このまま進行しても探訪予定が寂しくなるので、丸岡ICで下りた。桜と丸岡城の取り合わせを観光しようという訳。感動する構図は初めから期待していなかった。それよりも丸岡から勝山に抜ける道中にある「越前竹人形の里」に期待をかけた。「越前竹人形の里」の観光物産館に入った時はがっかりした。しかし横に門構えしている工房に入ってからは大満足。吾輩の職人気質が大躍動。撮影禁止などとケチなことを言わないのが何とも嬉しい。素晴らしい作品もある。が、チト高くて手が出ない。いつか最高のヤツを手に入れよう。それから勝山市の平泉寺白山神社へ。境内一面に生えている苔が桜の季節にはどうなっているのかを見ようという訳。行って見て驚いた。苔がない。一部は残雪に覆われ、あとは冬期に落ちた杉森の葉や枝に覆われて醜く無残な姿になっている。今冬は大雪だったので悲惨なのだろうか。それにしても新緑の頃までにこの境内の地表は、見慣れた塵一つない苔グリーン一色の清浄を取り戻すのだろうか。例年復活の奇跡が営まれているのだろうか。きっとそうに違いない。そうするとその奇跡を毎年実現している人達がいる。神の如き人達がいる。如何なる人達がどのようにしてこの広大な荒廃を、繊細で清浄なグリーンの絨毯に変えるのだろうか。吾輩は落葉一つない苔の絨毯の上に何度か立ったが、ただの一度も清掃人を見たことがない。毎日清掃していない筈がないのに姿を見せない。多分そのような人達は早朝この神域で奉仕するのだろう。この神社に古来氏子はいない。不思議な奉仕者がいるもの。大野市に出て山奥深くに入り「龍双ヶ滝」を目指した。が、山奥はまだ残雪が深く四月末まで通行止め。通行止め地点に曹洞宗寺院「宝慶寺(ほうきょうじ)」があった。福井県では名のある古刹らしい。門前に国指定重要文化財「橋本家」があったが雪に閉ざされていて足跡は吾輩がつけるものだけ。この茅葺の古家は、寺の門前にあった宝慶寺集落百戸の庄屋の家だったそう。今は他に一軒もない。寺院だけが維持され、その堂宇はいかにも古びて蒼然としていた。大野の街に戻り、美山町経由で福井ICに出てまた北陸道に乗った。そして今南条SAに入りこんでいる。今夜はここで泊まるつもり。明日は琵琶湖周辺で桜を探訪しようかなと。

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