日曜日は快晴、暑い位の暖かさ。予定通り岐阜県揖斐川町・第33番札所満願寺「谷汲山(たにぐみさん)・華厳寺(けごんじ)」到着、朝8:30。門前町が1km程も並んでいる。寺容は古色蒼然としている。時代が満願寺というだけでは繁栄を保障して呉れていない。門前の長い街並みも日々の生活に手一杯で設備投資のゆとりがない、いずれ廃るだろう。寺院経営に成功し寺容を現代化している茨木市「総持寺」、箕面市「勝尾寺」、宝塚市「中山寺」等との差は歴然。どちらが好いという話ではない。華厳寺から一山越した根尾谷にある「薄墨桜」に会いに行った。以前家族と訪れたことがある。世に神代桜と言われるものが幾つかかあるが、いずれも樹勢が衰えて大枝が殆ど朽ち果てている。大幹の巌の如き偉容が神代桜の名を辛うじて支えている。しかし「薄墨桜」は違う。今も大枝が幾本も若葉を豊かにつけている。茶店で大正時代に撮影されたという写真を買った。このあと関・美濃市方面に出て東海北陸自動車道に乗り「郡上八幡城」に登ってきた。能越自動車道が七尾まで開通したらこの方面の旅行は楽だなぁ。
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