7/31(日)大阪府河内長野市まで足を延ばした。千早赤坂「観心寺」。奈良市「十輪院」
今朝の起床は午前五時半。出発は六時半。生駒山地(信貴山の麓)を越えて大阪府に入り、柏原・羽曳野・富田林・河内長野と南下して千早赤坂の山中に入った。そこに「観心寺」がある。八時前に着いた。門番がいないので拝観料300円を箱に入れて入山。金に齷齪していない雰囲気がそこはかとなく漂っていて好感。ここには国宝・本堂に国宝・如意輪観音像が秘仏として収まっているが(毎年四月十七、八日に開帳されるというからお目に懸かれる可能性はある)、その他に重文級の仏像が両手で数えねばならぬほどある。それが「霊宝館」に収蔵展示されているが、無料なんだそう。霊宝館に入るのは最後の楽しみに取っておいたが、ここも開扉されているのに番人がおらず好きなように堪能できた。御満悦。この寺は単なる田舎寺ではない。後村上天皇陵が裏山にあり、楠正成の首塚もある。南朝と深い縁がある。大寺。国宝・本堂をはじめ境内一円に散開する諸堂宇は見応えがする。気分好く満足して観心寺を後にしたのが午前十時過ぎ。元来た道を辿って奈良市内の「十輪院」へ。元興寺の近く。ここは本堂が国宝。到着が十一時過ぎ。この寺も金に執着していない雰囲気。駐車場は無料。山門を潜り本堂前に立っても無料。広くない境内を一巡しても無料。料金を徴収するシステムがない。国宝・本堂は大きくない。また屋根は低いこしらえで仏閣というより住宅風。ここも気分好く後にして、家路に就いたのが午後十二時半頃か。帰路睡魔に襲われたので名神・秦荘PAに初めて入った、そして寝た。昼寝した後は運転が順調で七尾の自宅到着が午後六時十五分。
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