「流浪の画家」の隆くん
2011年8月24日水曜日
◇寶菩提院願徳寺「国宝・如意輪観音半跏像」
「伎芸天像」ポスターを張り出したら途端に、不思議なことにいくら探しても行方が知れなかった寶菩提院「国宝・如意輪観音半跏像」の絵葉書が出てきた。
↑この半跏像は、平安時代前期の作、中国・唐からの渡来仏あるいは渡来人の制作仏と見られている。この国宝が安置されている願徳寺は現在ちっぽけ化していて、どうしてこのような立派な仏像がこの寺にあるのか理解し難い。しかし、寶菩提院願徳寺の辿った歴史を知ると疑問が氷解する。往時この寺は別所に所在した大寺だった。現在この寺は京都市西京区大原野の一角にある。「花の寺・勝持寺」の隣にくっ付いたようにしてある。勝持寺は、西行が北面の武士を辞め出家したとき最初の修行をした寺として知られている。
↓寶菩提院「薬師瑠璃光如来像」・重文
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