「流浪の画家」の隆くん
2011年11月6日日曜日
〇10/30(日)富山県宇奈月温泉「黒部峡谷鉄道」往路
これが「黒部峡谷鉄道」の電気機関車。長い13輌編成の時は、2輌連結して引く。生まれが工事用のトロッコ列車だったので軌道幅は狭い。新幹線の軌道幅の半分だそう。
↓ 客車には2種ある。一つはこのボックス型。暖かいがトロッコ列車風の野趣がない。撮影にも不向き。
↓ 吾輩の選んだのはこのタイプ。写真を自由に撮れた。ただ吹き曝しなので寒い。夕方が近づいた復路はさすがに寒かった。2種の間に料金の違いはない、客が自由に選択する。
画面中心に吊り橋が架かっているのが見えるだろうか。この橋は人が渡るものではない。何者が渡るのか。お猿さん。猿がこの橋を利用して黒部峡谷を渡る姿が見えるそう。
右下の岩に帽子が被せられ着物が着せられている。いつからか誰かがこうしているそう。お地蔵さんになった。
トンネル通過中。この鉄道はほぼ半分がトンネルの中。
列車はこんな按配。
画面やや左に黒い小さな四角が見えるのに注目。これは何か。黒部峡谷にはダムや発電所が幾つかある。この運営に携わる人員の移動は黒部峡谷鉄道を利用する。しかしこの鉄道は冬季は休業する。冬季でもダムや発電所は休むわけにいかない。そこで人員が通う冬季歩道が必要になる。この四角は窓である。冬季歩道に明り取りのために開けられた窓。
このコンクリートの内側が歩道になっている。鉄道終点の欅平にある発電所の人員は、冬季何と6時間もかけて冬季歩道を歩くそう。
上下線の交差は必ず駅で行う。駅を出ると全線単線。
終点の欅平に到着。
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