先日TVで自然紀行モノを見ていたら北海道奥尻島の狸が出てきた。エゾ狸で本州の狸と比べると足がダックスフンド的に短く、胴体がパンパンの丸枕のようにずん胴で可愛い。吾輩が興味を惹かれたのはその糞。黒いのは措いて、何と言っても共同トイレを作るのが面白い。その共同トイレを「たぬふん」というそう。辺り一帯に棲息する狸は「たぬふん」で脱糞する。狸は臭覚が鋭いが、脱糞後「たぬふん」の糞の臭いを嗅ぎ回る。何故共同トイレを作るのか、その理由の仮説の一つは、他の狸達の糞に含まれる情報から近辺に如何なる食べ物が存在するかを知るためというもの。あり得る。吾輩は番組を見て確信した、裏の土手の糞は狸のもの、そして糞のある辺りは「たぬふん」。吾輩の勢力範囲に無断で作られた「たぬふん」を毎日観察して分ること。昨晩秋以来新しい糞がこかれていない。近辺の食べ物は食い尽くして春まで狸は出没しないだろう。柿の種が沢山あるから柿の実を頬張った。確かに近くに柿の木がある、去年はひどく不作だったが。他にも種があるが何の種か分らない。近辺にある実のなる木は、柿・いちぢく・桐・ざくろ、くらい。ところで狸の糞は何故黒いのだろう。腹黒いから?狸おやじというではないかf(-_-;)←これ冗談、念のため。
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