2009年11月12日木曜日

十津川郷の深山に神代杉を訪ねる、玉置神社


道の駅「奥熊野古道・ほんぐう」で遅めの朝食。極めて感じの好い女性達が従業していた。

















奈良県十津川郷七色(なないろ)の在所に案内所があった。在所のおばさん達が交替で詰めている。そこで、樹齢3,000年の神代杉が生えている神社があることを知った。神代杉と聞いては放っておけない、赴くことにした。
玉置神社
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「玉置神社(たまきじんじゃ)は、奈良県吉野郡にある神社。大峰山系の霊山の一つである玉置山の山頂直下の9合目に位置し、高野山などとともに2004年7月に『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界遺産に登録された。大峯奥駈道の第10番の行所(靡)である。
国之常立神を祀っている数少ない神社の一つである。
社伝では崇神天皇によって崇神天皇61年(紀元前37年)に創建されたという。古来より十津川郷の鎮守であった。文献の記録は少ないが、寛政12年(1800年)の玉置山別当高牟婁院宛沙汰書には「玉置山は熊野三山の奥の院で格別の由緒があり」と書かれており、熊野本宮(現・和歌山県田辺市)に玉置神社の遥拝所があったという[1]。明治以前は京都の聖護院の配下にあって玉置三所権現とも呼ばれ、山中に7坊・15寺の神宮寺を備えた修験道場として栄えていた。
杉の巨樹群(県の天然記念物に指定)
樹齢3,000年と言われる神代杉や、常立杉、磐余杉など多くの樹が命名されている。周囲8~10m、樹高は30~50m。」
玉置山1,067mの9合目辺りの駐車場から見た大峰山系の山々。

















南紀は平野部では常緑照葉樹が多くてほとんど紅葉が見られない。しかし、1000m級の山に登るとさすがに紅葉が見られる、それもなかなか見事。綺麗な落葉があるので、僕は拾いながら歩いた。

















ようやく参道入口の鳥居に辿り着いた。

















参道が続く。








































神代杉、発見。






















参道は続く、が、神社は近い。








































熊野本宮大社に通ずる古道。






















大杉。太さでは、境内一、奈良県一だそう。
















































































































掲額には「金剛界・胎蔵界、大日堂社」と書いてある。神仏習合時代の痕跡。
















夫婦杉






















神代杉・根元。






















神代杉・梢(木末)。






















夫婦杉

















拝殿の後ろに本殿(神殿)がなく、本殿の位置にあるのは「神代杉」。

















同じアングルで見た「神代杉」






















拝殿の真後ろに迫っている巌。この岩のさらに後ろに神代杉が生い立っている。






















修験道場。『提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』重要文化財 社務所及び台所(1棟)かつての別当寺である高牟婁院を改装したもの。書院造で、背面は懸造り「吉野建」。内部は中央に10部屋があり、周りに縁を廻らせている。また、内部に杉の1枚板の襖が60枚あり、この全ての襖に狩野派法橋、橘保春らの筆による豪華な花鳥図が描かれている。文化元年(1804年)に建てられた。

























鐘楼。梵鐘 重要文化財『提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』高さ84.2cm、口径46.8cm。「応保3年3月3日甲午」(1163年4月15日)の紀年銘と梵字の銘がある。佐々木高綱の奉納ともいう。十津川村歴史民俗資料館に寄託。

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