甲山寺の歴史・由来
甲山寺周辺は弘法大師の故郷で、幼少時代によく遊んだといわれる場所。平安初期、壮年期になった弘法大師は善通寺と曼荼羅寺の間に伽藍を建立する霊地を探していました。ある時甲山を歩いていると、麓の岩窟から老人が現れ「私は昔からここに住み、人々に幸福と利益を与え、仏の教えを広めてきた聖者だ。ここに寺を建立すれば私がいつまでも守護しよう。」と言いました。弘法大師は大変喜び、毘沙門天像を刻んで岩窟に安置し、供養しました。
薬師如来は、心身に災いする一切のものを除くといわれる仏様。甲山寺を訪れた人々の力強い支えとなっていることは言うまでもありません。
↓山門
↓中門
本堂
本堂横の護摩堂
鐘楼へ
毘沙門堂。洞窟が本体。
↓大師堂
〇いよいよ次が第75番「善通寺」。弘法大師・空海の実家・佐伯氏の菩提寺。その壮大・壮麗さは全国屈指の大寺院。
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