隨心院(ずいしんいん・ずいしんにん)は京都市山科区小野にある真言宗善通寺派大本山の仏教寺院。小野流の開祖として知られる仁海(にんがい)の開基。本尊は如意輪観音。当寺の位置する小野地区は、小野氏の根拠地とされ、隨心院は小野小町ゆかりの寺としても知られる。
小野小町ゆかりの遺跡
隨心院が所在する小野は小野氏の一族が栄えたところである。宮中で仁明天皇に仕え歌人として知られる小野小町もこの地の出で宮中を退いて後も過ごしたとされる。隨心院には小町の晩年の姿とされる卒塔婆小町像を始め文塚、化粧の井戸などいくつかの遺跡が残る。
重要文化財
木造阿弥陀如来坐像(平安時代後期)
木造金剛薩埵(こんごうさった)坐像(鎌倉時代、快慶作)
絹本着色愛染曼荼羅図
隨心院文書
紙本金地着色蘭亭曲水図 八曲屏風二双 伝狩野山雪筆
↓ この門は、裏参道の門らしい。
裏参道↓薬医門
↓小野小町・化粧の井戸。薬医門の手前にある。
↓薬医門に至る参道。この参道がどうやら表参道らしい。右側の林の中に井戸がある。
↓境内の裏手に回ると、小野小町の文塚がある。
↓庫裏
↓薬医門を内側から見る。
↓本堂
↓表書院
↓本堂から書院を見る。
↓裏書院か。
↓庫裏
〇随心院で特筆すべきは、御本尊をはじめ寺宝の仏像すべてに・本堂で親しく接して参拝できること。秘仏化などと無縁の発想。素晴らしい。
↓本堂に居並んだ仏像たち。
↓御本尊・如意輪観世音菩薩坐像
↓薬師如来坐像
↓重文・金剛薩埵坐像
↓重文・阿弥陀如来坐像
↓釈迦三尊像。本堂右手の部屋に安置されている。勿論・御姿を参拝できる。
↓不動明王像
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