5/4(月)道の駅・厳美渓に泊ったので、朝八時・近くの厳美渓に寄った。それから平泉に戻る途中で昨日目立った「達谷窟(たっこくいわや)毘沙門堂」にも寄った。両方とも目の好い保養になった。
芭蕉と曾良は平泉から一旦一関に戻って、それから奥州上街道に道をとって歌枕を探訪しつつ山中を羽前に進んだ。現代はその旧道がほとんど消え失せてバイパスが走る。芭蕉の時代でさえ道に迷って往生したそうだから、現代のボクが道の見当さえつかなくて午前一杯を棒に振ってもおかしくない。道が消えていると言えば本当なのだ。岩出山町に近づいて初めて旧上街道の一端を発見した。岩出山追分。そこからようやく芭蕉ゆかりの地の探訪も恰好がついてきた。以下、発見した探訪地を列挙すると、
〇岩出山・芭蕉一宿の地。
〇美豆(みつ)の小島・歌枕
〇尿前の関。《蚤虱馬の尿する枕元》
〇封人の館(芭蕉は三泊)
〇山刀伐(なたぎり)峠。山賊対策に一本刀の無頼の若者を護衛につけてくれて越した。
〇尾花沢・芭蕉清風歴史資料館(四時半で閉館)。ボクの尾花沢到着は午後五時。
〇鈴木清風の館・その裏庭にある柿本人麻呂を祀った小社。
〇尾花沢・養泉寺(芭蕉は十泊した)
午後遅く少し雨が来た。
今夜は道の駅・尾花沢で泊る。ここは山形県。明日は第一番に山寺・立石寺に行く。
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