〇名古屋市昭和区所在の興正寺に辿り着いた時はもう夕暮れが迫っていた。重文・五重塔は確かに堂々と建っていた。が、ボクの気を塞がせたのはいかにも金をかけたというその境内の有様。投資された金は莫大だろう。それに見合った利益も上げているだろう。そう言えば天台宗門からの離脱騒動を惹き起こしたのはここ興正寺だった。きっかけは、寺で上げる通夜にお経も分らぬアルバイト生を出して勤めさせていたこと。それがバレて住職解任・宗門離脱騒動に発展した。一体どういう解決に至ったのかボクは知らぬ。が、来てみてさもありなんという感じはした。宗教を金儲けの種にしたらいかん(-_-メ)
↓参道。中央に中門、背後に五重塔
↓中門と五重塔
↓重文・五重塔。真ん前に大仏が坐っている。
↑この五重塔は文化五年(1808)に建立されたという。
↓円照堂
↓本堂
↓本堂背後の普門園
↓普門園の入園料は高い
↓観音堂
↓能満堂。エスカレーターで昇る。
〇この外にも護摩堂・東山本堂、開山堂等の堂宇があるようだったが、ボクは夕暮れの中をそれら全部を探訪する意欲を失った。ボクは文化財探訪の旅をしているのだ。
もう一つ文化財探訪の仕事が残っていた。知立神社の重文・多宝塔。しかし辿り着いた時には宵闇の中で何も見えないだろう。が、それでも訪れる。
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