〇前回探訪したときは日暮れてしまって山上の春日神社に着いた時には辺りは何も見えなかった。フラッシュを焚いて辛うじて幽霊のような姿の重文を後で写真で見た。重文神社をいつか必ず陽の下で見ようと思ったが、果たしてまたいつになったら実現するものか見当もつかなかった。それが今回和歌山県に入った橋本市で「利生護国寺」を探訪した後(午後五時半)わずかに夕暮れまでに時間の余裕が出来たので奈良県五條市に引き返し西吉野に入ってあの痛恨の思いをさせられた山頂の春日神社に再挑戦することにした。途中道を間違え30分間のロスをしてまた同じ轍を踏んで無念の思いを引き摺ることになるのかと不吉な思いが胸をよぎったが、前回と違ったのは日が長くなっていたこと。山を下りたときは未だ日があった。思う存分写真を撮った。
↓正面の小山が春日神社の鎮座する山。橋は多分吉野川に架かっている。紀の川に合流する。
橋から山頂まで0.4kmしかない。
↓橋を渡ると前回馴染の丁字路に着く。ここで中年オートバイ乗りと村の若い女性の親切に助けられて何とか春日神社に行く道を実地に覚えた。今回は日の余裕がある。楽勝ペース。
↓若い女性が案内し、ハリアーを駐車させてくれた家。
↓その家の前から神社に登る階段がついている。これが参道の入口。教わらなければ決して分らない
↓参道が続く
↓さらに参道が左端に続き、右側上に写っている小さな架け橋に続いて行く。橋の下の太い道は手前で行き止まる廃道
↓参道の橋
↓参道の続き
↓ここで周囲を見たら、ナント村が高い山上にまで展開していた
↓参道
↓喘いでいたら突然石段が出現。上に鳥居が見える
↓鳥居の掲額には「春日大明神」の文字が読める
鳥居を潜るともう道らしきものがない。
急傾斜の山肌を滑りながら登る。雨や雪が降ればもう登れない。村の人は祭礼をどう執り行うのだろうか、他人事ながら心配
↓木の根が露出している所は比較的登り易い
↓神門を潜る
↓重文・春日神社が神々しく建っている
春日造り・向拝付き。一間社
↓背後に回る
↓さようなら、山と春日神社さん。ボクは念願を遂げさせて戴いた。二度と参拝に来ることはないだろう。さようなら。
2017年5月29日月曜日
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