2019年5月3日金曜日

〇2019--5-3(金)「武雄温泉、新館・楼門(重文)」、熊本市「寂心さんの樟」「宮本武蔵が五輪書を認めた霊巌洞」、鹿児島県姶良市「蒲生の大楠」

〇今日は最も走ったのではないか。
〇朝七時、武雄温泉で重文建造物「新館」と「楼門」を撮った。意外なことに「新館」は旅館や風呂として使われておらず、資料室になっている。温泉の公共施設らしい。




〇熊本市北区(田原坂に近い)の「寂心さんの樟」を探訪。これは見事な大楠だった。樹勢・樹形などから見て、ボクは全国トップクラスに挙げたい。


 隣接して立派な遊園地公園が整備されている。




 寂心さんと呼ばれる豪族(国侍)が800年前に植えた木が育ったというから樹齢800年。
〇熊本市内だが一山越えて「雲巌禅寺」へ。宮本武蔵がそこに二年間籠って五輪書を執筆した洞穴がある。「霊巌洞」。五百羅漢も見所がある。
↓宝物館収蔵の五輪書
 ↓巌流島の決闘に持参した木刀もある
 ↓五百羅漢



 よく見るとすべて個性的。左はどうも猿の羅漢。右の大物然とした羅漢殿に捧げものをしている
 これは居眠り中か。
 下は妄想に耽っている感じ。上は妄想に打ち勝とうと努めている様子。
 これは足が痺れたか。
 首は肩で支えるには重いものと見えて、沢山の羅漢が首を落している。修行が足りなくて首になったか。
 この人は確かに妄想している。酒犯か。コップが生み出す煩悩との闘い。
 この人も妄想中
 それが証拠に眼がパッチリ開いている。
 ↓霊巌洞を見上げる
洞の内部

 奥に観音像が祀られているそう
 洞への登り
 洞の奥から外を見る。武蔵も毎日この外の緑や紅葉、雪景色を眺めたことだろう。四季は移ろう。無常。
〇鹿児島県姶良市「蒲生の大楠」










〇今日の午後、熊本から鹿児島県に行く途中、上りの九州道が長い長い渋滞だった。帰り方を誤ると大変だ。とにかく今日「蒲生の大楠」を見たらその場から踵を返して北上を始めることにする。九州山地のど真ん中・椎葉村を経由して行くことにしたが、暗闇の中を走っても仕方がないので、今晩は道の駅「えびの」で泊まることに。


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