一 関明神、関東ノ方ニ一社、奥州ノ方ニ一社、間廿間計有。両方ノ門前ニ茶や有。 小坂也。これヨリ白坂ヘ十町程有。古関(こかん)を尋て白坂ノ町ノ入口ヨリ右ヘ切レテ旗宿ヘ行。廿日之晩泊ル。‥‥‥』
栃木県那須町と福島県白河市の境界に来た。
↓こちらは那須町側
↓ 境の明神がある。
玉津島神社
↑「境の明神 玉津島神社とよばれ、奥羽側の住吉神社と並立している。創立は古く、1053年に、紀州和歌浦の玉津島神社の分霊勧請と伝える。起源は峠神として生まれ、奥州街道が開かれると交通の発達とともに発展したが、明治に入り新国道や鉄道の開通によって衰退したものとみられる。ことに明治39年の火災により類焼し、昔日の面影を失ってしまったが、旧東山道沿いの「追分の明神」とともに、道中安全の神として古い歴史をしのばせる貴重な史跡である。」
↓福島県白河市側に入る。
境神社
↓神門
↓玉津島明神は女神「衣通姫(そとおりひめ)」を祀り、住吉明神は男神「中筒男命(なかつつおのみこと)」を祀る。
↓拝殿
↓本殿↓芭蕉句碑(多分)発見
《風流のはじめや奥の田うへ唄》
と読めないこともない。
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