2019年7月1日月曜日

★奥の細道紀行 第37章 関の明神

『曾良随行日記』『一 芦野ヨリ一里半余過テ、ヨリ居(寄居)村有。是ヨリハタ()村ヘ行バ、町ハヅレヨリ右ヘ切ル也。 
一 関明神、関東ノ方ニ一社、奥州ノ方ニ一社、間廿間計有。両方ノ門前ニ茶や有。 小坂也。これヨリ白坂ヘ十町程有。古関(こかん)を尋て白坂ノ町ノ入口ヨリ右ヘ切レテ旗宿ヘ行。廿日之晩泊ル。‥‥‥』
栃木県那須町と福島県白河市の境界に来た。
こちらは那須町側
 境の明神がある。

玉津島神社

 ↑「境の明神 玉津島神社とよばれ、奥羽側の住吉神社と並立している。創立は古く、1053年に、紀州和歌浦の玉津島神社の分霊勧請と伝える。起源は峠神として生まれ、奥州街道が開かれると交通の発達とともに発展したが、明治に入り新国道や鉄道の開通によって衰退したものとみられる。ことに明治39年の火災により類焼し、昔日の面影を失ってしまったが、旧東山道沿いの「追分の明神」とともに、道中安全の神として古い歴史をしのばせる貴重な史跡である。」
 ↓福島県白河市側に入る。
 境神社

  ↓神門


↓玉津島明神は女神「衣通姫(そとおりひめ)」を祀り、住吉明神は男神「中筒男命(なかつつおのみこと)」を祀る。
 ↓拝殿
 ↓本殿
 ↓芭蕉句碑(多分)発見 
風流のはじめや奥の田うへ唄
と読めないこともない。


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