北陸道・立山ICで下りて上市町の二つの寺を探訪しつつ信州へ。どうせ今日も雨模様で絵を描けないので。一つ目の寺は「大岩山・日石寺(にっせきじ)」。冬場の滝修行で有名らしい。真言宗。本堂の内陣奥に巨大な磨崖仏の不動明王が祀られている。国重要文化財。秘仏化されていないのが良い。三重塔は外壁がない、塔心も丸見え。財政難の結果らしいが、かえって新鮮な感じがするから不思議。こんな三重塔は他にない。そう言えば南河内の歓心寺の「掛かり堂」は三重塔の一階部分で工事がストップしたまま御堂として屋根を葺いたという珍しいものだったなぁ。明治維新までは修験道の聖地として栄えたよう。二つ目の寺は「眼目山・立山寺(りゅうせんじ)」。曹洞宗の禅寺。モミ・スギの林立する参道は見事。この後雨を衝いて糸魚川から姫川沿いに遡上。梓川SAで宿泊する。明日は晴れると言うから絵を描くつもり。伊奈谷に入ろうと思う。
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