妙高高原池の平のペンション「シェーネ」で目を覚ましたのが06:30。暫く隆君のブログを振り返って見ていたら、池田町(大町市の南隣)町立美術館前の景色が出てきた。瞬間閃いた、そうだここは今が紅葉真っ盛りかも。旅の最後はここで絵を描くことに方針転換。朝食後、09:00に出発。10:30長野自動車道・豊科ICを出た。松本盆地は一面酷い靄、落胆。山が見えずこれじゃぁ絵にならない。方針変更を悔いた。安曇野がダメでも白馬に行けばあるいは、と望みを持とうと努力しながら北上。大王わさび園前に来たとき、ここで取材して時間を稼いで様子を見よう、そのうち靄も晴れるかも、と思った。わさび園では新しい発見があって楽しかった。
落葉したら感じが変わった。
僕の好きなレモンイエローの花を付けた野草。未だ健気に大きな花を咲かせていた。名前はまだ分らない。
二筋の川。このあと直ぐ、わさび園の傍で合流する。
万水川と蓼川。
清流であることが分るでしょう。
早い清流にも魚が住む。後で釣り堀の若者から教えて貰った名が「赤魚・あかうお」。交尾期に多分赤色が出るんじゃないか。
釣り堀に辿り着いた。
釣り堀の中の魚。
釣った。釣り人は、手許で針を外してリリースしていた。
釣りの料金と規則。読めるかなぁ。
ポプラ並木も歩いた。葉が生い茂っていた時と違った感じが出ていた。
わさび田風景。絵にはならない。
水車小屋。
この林は、奥田憲三先生の愛した所。
木に名札が付けてあって「まゆみ」。最近気になっていたこの可愛い実が「まゆみ」の木の実だと知った。
楽しみながら取材して時を忘れていたら正午。様子を見る作戦が功を奏して山が大分見えてきた。そこで池田町に移動することに。3時間で描き上げて帰る心算。
鎮守の林。背景は、左端から「蓮華岳」「爺ヶ岳」「鹿島槍ヶ岳」、右端が「五龍岳」。
有明山(有明富士)。
12:30に筆を執り、15:30に筆を措いた。
後は一路帰宅の途に。19:40七尾市国分町の家に到着。こうして南紀・熊野、丹後半島、伊那、妙高高原、安曇野を経巡った長い旅も無事終焉した。丹後半島で初めて描いてから、連続五日間絵を描けた。恵まれた写生旅行だったと言えるだろう。総走行距離2,002km。
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