〇一日中小雨。尾鷲・熊野市を目指す。東紀州の海岸線風景は、空も海もグレイ。
↓ 五か所湾。勘が働き、ハンドルを左に切って国道から別れて岬に至る間道に入った。普通は期待外れの結果に終わるが、この時は大成功。「とよや勘平衛」という旅荘の案内を見て取りつけ道を登って行くと、宿があり、そしてその前庭に車を乗りつけるといきなりこの風景が展開した。セレナを降りて見惚れていると、丁度客を見送った女将さんが黙って傘を差し伸べてくれた。優しい笑顔だった。
↓小島二つの間に、小さな赤い鳥居が建てられていて絵の点景になっているんだが。
2012年8月27日月曜日
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蒸し暑い雨の中の探訪は大変だったでしょう?どこまで行っても雨!グレイな景色はブルーな気分になりがちですが、めげずに進んで良かったですね~優しい笑顔の女将さんに傘を差し伸べてもらえて!ヽ`个o(・_・。)`ヽドラマのシーンみたいです。
返信削除五か所湾の高台にある「とよや勘平衛」という旅館、この前庭から展望する湾内風景は絵になります。三枚目の構図が素晴らしい。二つの小島の間に本当は赤い小さな鳥居がある。それが絵を引き締める点景になっている。ボクは優しい女将さんに「縁があったら絵を描きに来て泊めてもらいます」と言って去ったが、心中ではきっと描きに来るだろうと思っていた。ボクには遠いことは問題ではない。写生計画が立つこと、これが大事。南伊勢での写生の段取は、①安乗崎灯台で断崖を前景にして立つ白い灯台、②「とよや勘平衛」に泊まって二つの小島と赤い鳥居を中心にした湾内風景を描く、これだけの計画は立っています。これで二泊。安乗崎に至るまでに二泊してきてそのうち一日(半日)は写生に費やす。五か所湾から三泊して帰りそのうち二日は写生する。これで丁度一週間の写生旅行になる。それだけの旅行で南紀の絵が五枚出現する。多いか少ないか。初めての風景に挑戦するときは手間取るし、それと絵を描くことは集中力をとてつもなく使うので疲れること疲れること、この計画では五枚が限度ですね。いつか実行します。このブログ、本当は写生旅行の記録を掲載するつもりだったんですがねf^_^;いつの間にか国宝探訪などの写真集になっちゃった。この秋からは多分写生旅行の記事が多くなると思います。御期待下さい。
返信削除目標があるって幸せですよね~。素敵な女将さんの旅籠『とよや勘平衛』に泊まって、辺りの風景を描く画家さんもなーんかそれも絵になりますねぇ。心のこもった作品ができそう。涼しくなったら、また楽しみですね。(¨∇¨)+
返信削除venusさんに持ち上げられたら、俄然絵を描く気になって来たッ(`´)秋から初心に戻って写生旅行に復帰して、作品を沢山ブログに載せるぞぉ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
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