足利学校の裏手に「ばんな寺」はある。この写真にも着物姿の女性が写っているが、貸衣装と思しき着物姿で歩く女性観光客が多かった。それが様になって見えるから、この一画は古い伝統が今も残る町。
寺の境内は、足利氏宅跡と考えられており、国指定史跡重要文化財になっている。広大な敷地は長方形をなし、今も四周を濠で囲まれている。足利源氏のまさに舘跡だと思わせるものがある。
山門。濠を渡る。
「ばんな寺」は、こんな難しい漢字で表わす。
山門を潜った正面に大御堂・本堂がある。
大御堂・本堂、重要文化財。
鐘楼・国重文
「足利氏宅跡・国指定重要文化財史跡」の案内がある。
多宝塔
大銀杏
大御堂・本堂、国重文
中御堂・不動堂。大御堂の左にある。
大銀杏
経堂・国重文
中御堂・不動堂とその向こうに大御堂・本堂。昔は廊下で繋がっていたそう。
御霊屋(みたまや)。足利大権現・赤御堂。鎌倉時代創建という。
大酉(おおとり)堂。足利尊氏公を祀る御堂として室町時代に創建されたらしい。
校倉。宝庫・大黒堂とも。
蛭子(ひるこ)堂。時姫堂とも。
北門・薬医門。
北門から入ると、大御堂・本堂の裏側が見える。
北門近くの稲荷堂。
多宝塔と大銀杏。
↓「ばんな寺」山門前通りに「のほほん茶会」が開かれていた。足利学校と「ばんな寺」の間の通りにはこの写真の様な雰囲気・風情が溢れていた。着物姿の観光女性がふんだんに歩いている。どうやら貸衣装らしい。それが、街の雰囲気とマッチして目に好ましい。さすが足利織物で栄えた・足利源氏の本拠地の町。
〇新田義貞(新田氏)居館跡も、太田市新田で探訪している。これで足利源氏と新田源氏の本拠地を探訪し終えたことになる。
2012年10月11日木曜日
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