１２／１７（月）総選挙、自民・圧勝、民主・惨敗。

予想を超えた自民の圧勝になった。自公併せて三分の二を超した。自民の勝因は何と言っても史上最低の投票率。自民大勝の事前予想ばかりだったので実際の投票行動は自民ほどほど勝ちに落ち着くんじゃないかと思っていたが、昨日（日）投票率の発表を聞いてその余りの低さに驚くと共に自民の圧勝を確信した。民主にだけは入れない、が、自民にも入れたくない。この層がこぞってボイコットした。民主の票は伸びようがない。それと第三極の維新とみんなが対立して票を分散させるのも自民有利に働く。これがボクの開票速報直前の判断だったが、その通りになった。それにしても凄まじいばかりの民主に対する鉄槌の下し方だった。文字通り粉砕された。それはそうだろう。鳩山由紀夫の外交はひどかった。陰で操る小沢一郎の対中姿勢は無様だった。菅直人の財務省言いなりの消費税増税発言、東日本大震災・福島原発対応の稚拙さは情けなかった。野田佳彦の増税法案可決、原発再稼働決裁は財務省・経産省言いなりで政治主導の片鱗も失くしていた。民主党マニフェストは政権交代を誤導するための嘘つき集であったことがこの三年余で露骨になってしまっては仕方がない。自民党が勝ったのではない。民主党が自滅したのだ。大勝した自民の前にあるのは相変わらずの苦難の道。しかし目先が多少は明るくなった。政界を昏迷させてきた元凶の一つ・小沢一郎が自滅した。期待できる新しいタイプの人材が登場してきた。橋下徹・渡辺喜美、小泉進次郎、猪瀬直樹ら。もっともボクは７１歳で死ぬことになっているから先のことなどどうでもいいんやけど。