2015年6月22日月曜日

〇《奥の細道》紀行・出羽路(20) 芭蕉と曾良、庄内町「清川」船番所に上陸。いよいよ羽黒山へ。

曾良随行日記》より、
『‥‥(元合海で乗船)‥‥古口で舟継ギテ、三里半、清川ニ至ル。‥‥平七より状添える方ノ名忘れタリ。状不ㇾ添シテ番所有りテ、船ヨリアゲズ。‥‥』
〇清川に水駅船番所があった。出手形が必要だったが、それが不備だったので役人がなかなか船から陸に上げてくれなかった。が、結局上がった。
 ↑↓ 赤丸印がJR陸羽西線・清川駅。下方支流の合流点付近に船番所(関所)があった。芭蕉と曾良はここから上陸。
〇幕末の志士・清河八郎の生誕地があり、清河神社・清河八郎記念館がある。
 ↓芭蕉上陸之地碑

↓ ここは、荘内藩関所跡 最上川舟運の宿駅として栄えた清川に荘内藩が設けた関所跡で、往時の井戸枠が残っている。


 ↓ 右下「清川史跡・清川関所跡、芭蕉・荘内上陸地」
   左上「五月雨を阿つめて早し最上川 芭蕉」
 ↓左・水駅関所跡碑と芭蕉上陸地碑。右・芭蕉銅像。背後は廃校(小学校)
 ↓芭蕉銅像



 〇いよいよ羽黒山へ。


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