〇１０／１１（日）伊那市高遠「遠照寺」 重文「釈迦堂・多宝小塔」

〇信州重文探訪の旅の最後は、高遠の「遠照寺(おんじょうじ)」。釈迦堂とその中の多宝小塔が重文。佐久・福王寺からは長躯女神湖・白樺湖を通り、茅野に出てから杖突峠を越えて来る。高遠の街から大分手前の山中。杖突峠は武田信玄が京に上るとき、甲斐・諏訪と来てこの峠を越えて伊那に出、三方が原に布陣した。釈迦堂は独りで拝観できたが、その中の多宝小塔は庫裏で案内を乞わねば見れない。ので、見ずじまいで引き揚げた。

本堂

 ↓重文・釈迦堂　この中に重文・多宝小塔が安置されている。

↓遠照寺の目玉の一つは七面堂なんだが（七面天女尊像を祀る）、こちらは急且つ長い石段を昇らねばならないので止めた。ボクは心臓病で貧血。体に悪い。

〇これで中秋三連休の信州文化財探訪の旅は終了。今夜は七尾まで飛ばして明日一日家でゆっくりしようかと思ったが、結局梓川渓谷の入口の道の駅「風穴（ふうけつ）の里」で野宿した。明朝晴れていれば、平湯でバスに乗り換えて上高地に入り紅葉の具合を鑑賞するか、新穂高ロープウェイで西穂高の絶景地点に登るかを含みにして。