2019年9月24日火曜日

★奥の細道紀行 第100章 宮城県松島町「松嶋」

奇しくも100章目の節目が《松島》に当たった。
奥の細道》《抑(そもそも)ことふりにたれど、松嶋は扶桑(日本)第一の好風にして、凡そ、洞庭・西湖を恥ず。東南より海を入れて、江の中(うち)三里、浙江の潮(うしほ)をたゝふ。嶋々の数を尽くして、欹(そばだつ)ものは天を指(ゆびさし)、ふすものは波に匍匐(はらばふ)。あるは二重にかさなり、三重に畳みて、左にわかれ右につらなる。負へるあり抱けるあり、児孫愛すがごとし。松の緑こまやかに、枝葉汐風に吹きたはめて、屈曲をのづからためたるがごとし。其の気色、窅然(ようぜん、奥深い様)として美人の顔(かんばせ)を粧(よそほ)ふ。ちはや振(ぶる)神のむかし、大山ずみのなせるわざにや。造化の天工、いづれの人か筆をふるひ、詞(ことば)を尽くさむ。》
 ↓中央に橋が架かっている。

 ↓左端に橋。

中央・雄島
 ↓左・五大堂。その背後に橋が見える。
↓中央・雄島
↓雄島
 ↓五大堂

現地に好い案内看板写真があったので撮った。
〇松島湾の観光はやはり船に乗るのが良い。松島湾を一周するコース、松島湾と塩竈湾を結ぶコースがある。ボクは、松島から塩竈に観光船で抜けたことがある。沖に出ると、潮と浪と風によって造形された絶妙の島々が並んでいる。以下、Wikipediaより
↓かえる島
↓みさご島
↓鎧島
↓高島
↓小藻根島
↓小藻根島南端にあった高さ約5mの洞穴。長命穴と呼ばれていた。観光船で無事通り抜けると寿命が3年延びると言われた。東日本大震災で崩壊したそう。
↓仁王島
↓鐘島。波浪が洞穴に打ち入るとき幾種かの音色を響かせるそう
↓双子島
↓千貫島


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