2009年7月22日水曜日

鶯色ってどんな色?

梅雨の合間、鷹合川の土手を歩くと裏山で盛んに鶯が鳴く。縄張りを主張しているらしい。ところで鶯の実物を見た人はそんなに多くないだろう。声はすれども姿は見えずというのは鶯のことかも。鶯は警戒心が強く藪に潜んで滅多に姿を現さない。昆虫を食べる肉食系。
鶯と云えば花札の「梅に鶯」の図柄を想起する。花札の鶯は普通綺麗な黄緑色。春の和菓子の「鶯餅」も能登では綺麗な黄緑色の黄粉(きなこ)を塗してある。どうやら鶯色としてはメジロ(目白、花の蜜を吸う草食系)の黄緑色が連想されているようだ。
しかしジャンジャジャ~ン♪ 鶯の実物は意外に地味なヤツ。

因みに色に関するJIS規格にウグイス(鶯)色というのがあって、それも結構地味です。本物の鶯の背羽の色を採用したそう。黄緑色に茶色を混ぜたような変な色。Web検索して実見して見るべしf(^_^;)。

【七重ちゃんのメールから】
‥‥ウグイス、鳴き声を聞いていると、面白いですよ。正調ホーホケキョと鳴くの、案外少ない気がするのですが、鎌倉のウグイス、みんな下手糞。私の知る限り、一番上手だったのは、(七尾市の)松百の療養所へ登る坂で聞いたホーホケキョです。お上手お上手もう一回、と言ったら、歌ってくれた。鎌倉でホー、ケキョと歌ってるのがいたので、「下手糞」と野次ったら、ぴたっと止めて、可笑しかった。野生の動物は、こっちの思っている以上に人間のこと分かってる感じがします。

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