北上を続け、丹後半島周遊中の最難所にかかった。
こんな秘境にも、漁村があり漁港が整備されている。
経ヶ岬に着いた。子供達が小さかったとき家族旅行で訪れて、経ヶ岬灯台に登ったことがある。しんどい登山だった。後でその時の写真を取り出してこようと思う。
経ヶ岬からは西進する。
《丹後松島》 ここは絵になる。いつかきっと再訪して描こう。
屏風岩。ここも絵になる。
間人地区の立岩。
↓山陰海岸までうっすらと見えている
さらに丹後半島を西に西に周回して京丹後(久美浜)に出た。この時節夕方6時を過ぎるともう夕闇が深い。間人で《立岩》を撮った時は未だ陽があった。網野町は夕闇をついて通過。京丹後(久美浜)は宵闇の中。
予定通り19:30、豊岡駅に到着。完全に夜の闇。
豊岡に着いたはいいが、道の駅がない。豊岡クラスの都市なら周辺を走れば当然あると安直に考えたのが間違い。但馬国は道の駅の空白地域だった。街中のコンビニで仕入れたお握り2個と牛乳とアーモンド、それに昼に大き過ぎて半分残した小浜の《焼き鯖》で腹拵え。それから当てもなく竹野・香美(かみ)方面に向かって動き出した。適当に休めそうな雰囲気の空地があったら駐車してそこで寝るつもりで。それが何と!豊岡の郊外に出た途端「簡易P(パーキング)」なるものを発見。20:30にそこに納まった。先客が一台居たf(^_^;)。夜中3時に目覚めた。先客の黒の乗用車は去っていたが、いつの間にか箱型車ばかりが5台集まって来ている。寝静まっている。トイレに起きるとチャント設備があった。公衆電話もある。この「簡易P」で遺憾なのは、インターネットに繋がらないこと。メールできない、ブログに投稿できない。好い点は、耳に秋の虫のすだく声が茂くする(風流)、見上げると星空が綺麗である(ロマンチック)。何よりの賜物。
明日は、竹野から山陰海岸に入る。
感動しました。
返信削除「すだく声が茂くする」
多くの虫などが集まってしきりに鳴いているさまが、この表現で一読瞭然で雰囲気が伝わります。
それも、すだく音(ね)ではなく、すだく声として虫たちが「お前達、聴いているかい、この歌声を…」といっているような…。
まさに、風流、粋ですねぇ