2014年1月4日土曜日

〇大晦日。静岡県島田市・千葉山「智満寺」

「智満寺」は、島田市の山奥深くにある天台宗の古刹。開山の広智は、鑑真和上の法孫。修験道・山岳信仰の霊場として栄えた。明治維新政府による修験道禁止令はこたえたろう。千葉山頂にある奥の院周辺に生えている国指定特別天然記念物「智満寺十本杉」は有名らしい。

↓この寺の石仏は皆美しい。下の台の上にあるものは何か?
場違いの感もあるが、猫の置物でしたァf(^^ゞ
↓仁王門

 ↓仁王像。芸術性は乏しい。

 ↓中門

 ↓中門を潜ると本堂がある。重要文化財
 ↓右から中門・手水舎・鐘楼、本堂
 ↓本堂

↓本堂。側面・やや後方から見ている。
 ↓鐘楼
↓本堂向かって左手に鳥居があり、その上に薬師堂が見える。石段を千葉山頂まで登ると奥の院があり、その周囲に国天然記念物の十本杉が生えていた。今は八本が残っている。
 ↓最近の本堂屋根の萱葺き替え前の写真
 葺き替え後の写真
〇智満寺発行の写真集を見ていて重要なことに気付いた。去年秋から東大寺ミュージアムの主人公となった(元・四月堂の本尊)千手観音立像と、この寺の秘仏・千手観音立像は似ている、それも大いに。そのことに・稿を改めて触れたい。

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