〇カン満寺の老奥さんに位置を教えて貰ってJR象潟駅前に来た。ここに芭蕉句碑があると案内書に書いてあったので。
↓左の木陰に芭蕉句碑がある。↓カン満寺所蔵の芭蕉真筆文書の筆跡を刻したものだそう。
↓「芭蕉文学碑 この文学碑は、松尾芭蕉の来象と秀れた象潟の俳文を称えて昭和47年に芭蕉文学碑建立委員会が建立しました。碑文はカン満寺所蔵の芭蕉筆「象潟自詠懐紙」を拡大して刻んだもので、次のとおり書かれています。
象潟
きさかたの雨や西施かねぶの花
夕方雨やみて処の何がし舟にて江の中を案内
せらるゝ
ゆふ晴や桜に涼む波の華
腰長(こしたけ)の汐といふ処はいと浅くて鶴おり
立てあさるを
腰長や鶴(つる)脛(はぎ)ぬれて海涼し
武陵芭蕉翁桃青 」
〇駅前に案内看板があり、その隅に絵が付せられていた。その絵が隅に置けない貴重なもの。
↓象潟と鳥海山の古図 文化元年前の象潟・渡辺直道画
↓現在の象潟 能因島と鳥海山
〇春休みと夏休みの旅行で、《奥の細道》象潟探訪は完結した。
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