9時45分、七尾発。11時過ぎ、お目当ての「小松天満宮」到着。重文建造物が4棟もあるという。しかし感銘なし。敦賀市の「西福寺」に向かう。前に探訪した時は、重文の御影堂と阿弥陀堂が修復中だった。完工していた。今日感銘深かったのは、敦賀市の気比の松原近くにある「水戸烈士の墓」と「武田耕雲斎の墓」。水戸天狗党の末路はここ。筑波山で尊皇攘夷の旗揚げをして京都を目指したが、漂流し、最後は福井県今庄の山中で大雪に祟られて力尽きた。捕縛されて敦賀に連行され、気比の松原近くに設えられた刑場で三百数十名が斬首された。今日の探訪地がその刑場であり、また墓地となった。刑死する前、八百余名が敦賀港の鰊倉14棟に押し込められていたそうだが、大半が病死したそう。刑場・墓地の向かい・気比の松原の一画に「松原神社」がある。祭神は正四位伊賀守・武田耕雲斎。鰊倉が1棟、記念館として境内に保存されている。松原神社も参詣。
本当はこの後大阪府泉南まで足を伸ばして文化財を二箇所ほど探訪し、明日・日曜日に和歌山県有田川町で文化財を五カ所ほど探訪して戻るつもりだったが、衰弱気味でフラッとするので自重して敦賀から戻って来た。お蔭で夕方6時5分からの「悦っちゃん」を見れた。
2017年8月5日土曜日
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