〇晩8時半、七尾到着。久し振りに風呂に入り、NHK9時のニュース(桑子真帆さん)を見た。
〇今日の探訪先は、
①兵庫県明石市「明石城」。本丸隅の櫓二つが重文
②神戸市北区山田町「六条八幡神社」。三重塔が重文。神社に三重塔はいかにも変。
③神戸市北区山田町「若王子(にゃくおうじ)神社」。本殿が重文。同じ村内にあったが、こちらは全く案内標示がない。99%諦めたが、念のため真言宗高野山派「無動寺」を探訪して見たら、ここの境内の片隅の小山の上にあった。極小社だが、一見して古式の貴重な本殿。この寺は何故この小社を殊更無視するのか。無動寺本堂で丈六の大日如来坐像を肇め重文仏像5体を拝観した。内陣が巨大な一枚ガラスで仕切られた宝庫然としていた。こんなに見事な開帳をして見せてくれた寺院に回り逢えたことがない。若王子神社本殿にも結局逢えたのだし、無動寺で受けた感動は消えることはない。重文本殿は覆い屋の中なんだが、その多い屋にも配慮が為されていて、参拝者の目の妨げにならない。
④神戸市北区大沢町「豊歳(とよとし)神社」。本殿が重文。苦労して辿り着いたら、本殿は徹底防禦の覆い屋の中。余りの鉄壁ぶりに、ガッカリするより腹が立った。拝殿正面に回って賽銭をケチっておいて、念のため賽銭投げ入れ用の小穴から中を覗いて見て驚かされた。拝殿・幣殿・本殿の構造は綺麗に見通せるようになっていて、奥正面に朱塗の本殿が何の障害もなしにその姿の全貌を示してくれていた。賽銭を増やそうとしたが、あいにく手許不如意で残念。
⑤神戸市中央区「徳光院」。多宝塔が重文。この寺は明治39年に個人が開山した曹洞宗寺院。神戸川崎製鉄の創業者・川崎正蔵がその人。多宝塔も移築されたもの。今も見事な境内・伽藍が護持されている。不思議な寺。この寺を後にしたのが午後2時半。
〇今日の日中の残りの時間を大阪府北部を中心にした摂津国・東北部の未探訪文化財の探訪に費やし、明日名神高速で帰還する予定だったが、渋滞の惧れを嫌悪して今日中に帰宅することに急転換。舞鶴若狭自動車道を伝って来た。
2017年8月18日金曜日
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